間取りを考えるとき、どんな事を気にしていますか。
出してもらった間取りが何か違うけど、どう指摘して良いのか分からない。
なんてことありますよね。
今回は我が家を建てる時に実際に出してもらった間取りを例に挙げながら、どんなことに注意して間取りを決めているか紹介していこうと思います。
・これから家を建てる方、建てたい方
・似たような土地に建てる方
・間取りの注意点が分からない方
・マイホームに失敗したくない方
に参考にしていただければと思います。
※間取りのセカンドオピニオン
間取りに不安になったらココナラでプロに意見を聞くことも可能です。設計士さんによっては新しいアイデアも出してくれます。
後から後悔したり何百万のリフォームするなら絶対に頼んだ方が良いですよね。
ココナラで間取りを見てもらう
間取りで注意していること
人によって要望は異なると思います。
自分が絶対に譲れない事を優先順位をつけて決めておくと間取りもスムーズに決まります。
参考までに私が絶対に譲れない条件を箇条書きしておきます。
・日当たりが確保できる
・収納力がある
・西よりも東に窓をつけられる
・金額が抑えられる
・広く感じられるリビング
・収納がある2Way玄関
地元の工務店にお願いしているのですが、毎回柔軟にこちらの意見を聞いて間取りに落とし込んでくれます。
建築会社を決めるときは、要望をしっかり聞いてくれるところを選ぶことを強くおすすめします。
工務店やハウスメーカーが決まっていない方は工務店・ハウスメーカーを選ぶ5つの手順も参考にしてください。
ソフトを活用すると間取り図を3Dにして、間取りや内装、窓の位置などを細かく確認できるので、想像と違った!という事がなくなります。
また、間取りを決める際の基礎知識をつけるために本も参考にしました。
生活上必要な幅や、生活導線、光の入り方など初心者でもわかりやすい図解で非常に参考になりました。
間取り例1
初めに出してもらった間取りです。
土地は北側道路で南・西・東は家に囲まれています。
約32坪ですが変形地なので建物は30坪の場所に建てるイメージです。
・ロフトとWICで収納力がある
・ビルトインガレージで2階を広げている
・南側の家から距離が空いていて日当たりが確保できる

ではなぜ採用しなかったのか。
・玄関から階段、キッチンまでが遠い
・ロフトの階段のせいで東に窓がとれない
・ロフトとロフトへの階段で80万かかる
・脱衣洗面所が狭い
・リビング収納が少ない
玄関から帰ってきた後を想像してください。
買いものした荷物を持って階段まで遠いとしんどいですよね。
西日よりも朝日の入る家にしたいのですが、ロフトのせいで東に窓が取れませんでした。
北側は高くできない決まりがあるそうで、ロフトの位置がずらせません。
荷物が散らかりがちなリビングに収納が少ないのは致命的です。
間取り例2
・ロフトをやめてリビング収納を増やした
・1部屋上に持ってきた
・玄関が広くなった

採用しなかった理由
・上に子供部屋を1つ持ってきたが、リビングと隣接で将来嫌がるかも
・謎の坪庭が増えた
・子供部屋はもっと狭くてOK
リビングに隣接した部屋だと、思春期に電話の声が漏れたり、来客中に部屋をから出れなかったり不便もあるかなと思いました。
手入れが苦手なので、坪庭は本当に要らなかったです。
子供部屋は5帖程度で良かったので、他のスペースに当てられないかなと思いました。
間取り例3
・リビングに畳のファミリースペースができた
・脱衣洗面所が広くなった
・リビングにファミリークローゼットができた
・ファミリークローゼットと1階の収納合わせても、将来足りなくなりそう
・自転車置き場が狭い
・できれば階段下トイレはやめたい
ファミリークローゼットが2階にきて、家事導線は最高です。
ただ、2帖しかないので将来足りなくなりそうで不安です。
自転車は結構場所をとるので、置き場所はしっかり考えておくべきです。
階段下トイレって圧迫感があってあまり好きじゃないので、可能なら移動したいなと思いました。
トイレってお客様も使うので、力を入れるべき場所だったりします。
最後に
なかなかボツになった間取りを見る機会ってないですよね。
今回は敢えて出して、気になるポイントを挙げてみました。
間取りを考える上での参考になればうれしいです。
悪いかなと思って意見を言わないのはとてももったいないので、たくさんワガママを言って理想のお家を建ててくださいね。