何度読んでも楽しい絵本てあるのかな。
子供も読み手も楽しい気持ちになれる絵本が良いんだけど。
子供のために絵本を買うなら、何度も読んで欲しいですよね。
読み手も楽しめる本なら子供もより一層絵本の世界に入り込めます。
読む度に新しい発見があり、大人も子供も思わず絵を隅々まで見てしまう、
思わずクスッと笑ってしまうストーリー、キャラクターの愛らしさに心が温かくなる。
ご紹介する「バムとケロ」シリーズは、そんな絵本です。
図書館でたまたま借りて、3歳の娘と私が大好きになり、全部のお話を購入しました。
絵本選びに迷っている方にぜひおススメしたい絵本です。
子供が食いついて、何度も読みたくなる理由
愛らしいキャラクターたち
バムとケロの1番の見どころはこのキャラクターたち。
なんでもできるしっかり者の犬のバム
ⒸYuka Shimada./Bunkeido
とにかく自由奔放だけど憎めないカエルのケロ
ⒸYuka Shimada./Bunkeido
2人を中心にお話はすすんでいきます。
サブキャラクターも主人公の2人に負けない魅力があります。
星を見るのが大好きでうっかり者のカイちゃん
ⒸYuka Shimada./Bunkeido
いつも静かにそばにいる小さい犬のヤメピ
ⒸYuka Shimada./Bunkeido
こちらも気が付くとそばにいる耳が3本のウサギのおじぎちゃん
ⒸYuka Shimada./Bunkeido
他にも多くの個性的で可愛らしいキャラクターが絵本の世界に引き込んでくれます。
キャラクターたちについて、詳しく書かれていないのです。
だから余計にもっと知りたくなって絵の隅々まで見たくなったり、調べてみたくなってしまいます。
クスッと笑ってしまうストーリー
現在、バムとケロシリーズには
「バムとケロのにちようび」
「バムとケロのそらのたび」
「バムとケロのさむいあさ」
「バムとケロのおかいもの」
「バムとケロのもりのこや」
の5つのお話があります。
どの絵本から読み始めても十分たのしめます。
バムとケロのにちようび
雨の日のお家でのお話し。
出かけられないので本を読むことにしますが、ケロちゃんが家じゅう泥だらけにしたり、本がある屋根裏が大変なことになっていたり…なかなか読めません。
ついに読めると思ったら…
と、ただ本を読みたいだけなのに最後まで全く飽きない展開が待っています!
バムとケロのそらのたび
バムのおじいちゃんに会いに行きます。
おじいちゃんから送られてきたのはなんと組み立て式飛行機!
飛行機を組み立てて、さぁ出発!道中では、カボチャ火山が噴火したり、たまねぎさんみゃくで涙が出たり笑えるトラブルがいっぱい。
やっとおじいちゃんに会えて本を読んでもらえると思ったら…おじいちゃんに会いに行くという平凡なストーリーなのに、飛行機が組み立て式なんて全然普通じゃないところから始まるのが読者をワクワクさせてくれます!
バムとケロのさむいあさ
おともだちのカイちゃんが初登場します。
とっても寒い朝に出かけた湖で凍り付いていたカイちゃんを助けます。
ケロちゃんは新しいお友達に大興奮!トイレットペーパーで遊ぶところに娘は大爆笑でした。
このお話にはオチがあって、最後にはクスッと笑ってしまうこと間違いなしです。
バムとケロのおかいもの
バムとケロたちはお買い物に出かけます。
ケロちゃんも早起きして大はりきり!
市場にはなんだか不思議なお店がいっぱい。
文章にはないけれど、ウサギの店主が自分のお店のニンジンを食べてしまっていることに気づいた娘はケラケラ笑っていました。
どのお話も絵の隅々まで見ると、新たな発見があるのがこのシリーズにハマってしまう理由の1つなのです。
バムとケロのもりのこや
誰も住んでいないホコリだらけの小屋を見つけます。
大人も読んでいて、子供のころ秘密基地に憧れた気持ちがよみがえります。
秘密基地があったらなにしようか、誰を呼ぼうかと絵本を閉じても子供との会話が弾みます。
おいしそうなおやつ
シリーズの中で度々登場するおやつのドーナツのおいしそうなこと!
バムとケロが食べるのはいつも手作りのドーナツ。
お皿に山盛りのドーナツを美味しそうに食べているところは、子供だけでなく大人でも一緒に食べたくなってしまいます。
レシピ本が出るくらい、バムとケロに出てくる食べ物はとってもおいしそう!
大人も楽しい
母性本能がくすぐられる
ケロはお部屋を汚したり、勝手にお店に入って行ったり、とても子供らしい性格。
反対にバムはしっかり者でまるで保護者のようです。
ケロの可愛らしい行動にも母性本能がくすぐられるのですが、絵本の終盤には必ず疲れてバムもみんなと一緒に眠ってしまいます。
いつも頑張っているけど、つい眠ってしまう姿に愛おしさが増し、読んでいて温かい気持ちにさせてくれます。
隠れおじぎちゃんがいる
先ほど紹介したおじぎちゃん。実は居たり居なかったり、こっそりどこかに描かれていたりするのです。
それに気が付くと、ついつい読みながら探してしまいます。まるで隠れミッキーを探しているときの気持ちです。
豊富な絵本の種類と可愛いグッズたち
絵本の種類が多いので用途に応じて選べる
278×215mm の横長のもので、お家で読むのにぴったりのサイズです。
168×132mm は60%サイズが小さくなった小型版。持ち歩きにちょうど良い大きさです。
英語版 文章が英語で書かれていて、日本語版→英語版と読み聞かせると英語で何が書いてあるのかよくわかります。大人でも英語の勉強になります。
とバリエーションが豊富なので、様々な場面で絵本の世界を楽しむことができます。
ちなみに、保育園などで読み聞かせるのにちょうど良い305×400mm の大型版もあります。
ぬいぐるみや絵本に出てくる道具
多くの人に愛されるキャラクターたちはグッズにもなっています。
参照:バムとケロページ
バムとケロファンにはたまらないケロちゃんのフライパン!
詳しくは「バムとケロのおかいもの」をご参照ください。
ケロちゃんの優しい気持ちが表れる素敵なシーンに登場しますよ。
まとめ
子供だけでなく大人も夢中にさせてしまう、魅力いっぱいの「バムとケロ」シリーズをご紹介しました。
絵にもストーリーにも夢中になる秘密がたくさん隠れています。
絵本選びに迷ったら、ぜひ手に取って自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。
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